ハレルヤ


限界までスカートを下げた。

腰の骨に当たってこれ以上
下がらなくなった。


「だーからまだ短いって!
 先生やってあげるから…ホラ!」

「もう限界まで下げたって!
 腰の骨に当たってもう下がらない。」


奴が出してきた手をおさえて
あたしは冷たくそう言い放った。


「ちょっと見せてみろ!
 早くカーディガンめくれ!」

「もっと上にしないと見えないだろ」


そう言ってまた手をだしてきた。


あたしは自然に奴の手を
パシッと叩いていた。


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