『勧善懲彼(かんぜんちょうかれ)迷惑な俺様彼氏』
入学式当日。
学校までの道のりを歩く。
私の家は、学校まで徒歩圏内にあるので、かなり楽ちん。
「七海!おはよう!」
花音が私の背中をポンと叩く。
花音とは、家も近所。
もちろん、花音も徒歩通学。
これから毎日、一緒に通えて、嬉しいんだけど・・。
「・・おはよ。」
「どうしたの?
その隈!」
花音が驚くのも無理はない。
私の目の下には、見事な熊が参上、
じゃなくて、見事なほど真っ黒な隈ができてて・・。
睡眠不足を絵に描いたような顔してます、はい。