幼なじみは先生


カーテンの隙間から光が差し込む


「…んん」


もう朝なんだ


時計を見てみると7時だった


あれ?そういえば杏の家には何時に行けばいいんだ…?


……メールしよう

重たい瞼をこすり、カーテンを開ける

メールは後ででいいや

そんなことより朝食作んなきゃ

パジャマを脱いで服に着替える

「眠い…」

なんて言いながらキッチンまで足を運んだ

「何作ろうかなぁ?」

冷蔵庫を開けて材料を取り出す

お母さんって今日は仕事だよね

そう思いながら料理に取りかかった



作ったのは卵スープ。

そしてコッペパン

お母さん起こさないと

あたしはそう思い二階の寝室にまで行き、ドアを開けた

「お母さーん」

お母さんの元まで行く

「お母さん、起きて!仕事でしょ!」

その言葉にバッと飛び起きた

「そうだった!仕事だったんだわ」

なんて言ってベッドから出る

「朝食出来たから」

あたしはそう告げると寝室から出て一階におりた
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