ダメ王子×わがまま姫
『神楽は家族と住んでるの?』



「いや。親は海外にいるからイトコのとこに世話になってる。」



へぇ〜…。



気がつけば私、神楽のことなにも知らない。


「イトコんちってさ、やっぱ気使うんだよね…。」



ヘンディーが用意してくれた紅茶を飲んで言った。


……ん?


飲み方が手慣れてる。



品があるというか…。


砂糖とミルクの入れ方が金持ちの動作。



「しかもイトコの家が金持ちだから余計に気を使うというか…行儀よく!みたいな。」



だからか……。




あっ!!



『ならさ…私の家に住めばいいわ。』



「ブフッ。」



私の提案に神楽は紅茶を吹き出した。



「お、俺は男だぞ?!」


『部屋余ってるし、ここならヘンディーが全部してくれるわ。あとパパに紹介する前にいろいろ指導したいのよね〜。』



神楽の言葉を無視してしゃべる私。





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