ダメ王子×わがまま姫
「美琴のお弁当って毎日すごいよね。」



夏帆が私のお弁当を見て言った。


今はお昼。



『お手伝いさんがいるの。』



「すごっ!私、美琴の家行きたい♪」



「俺も〜♪」



『ってかなんでさっきから隣に神楽がいるわけ?』



夏帆と私の間にちゃっかり神楽がいる。



「え?俺はずっといるじゃん。美琴の心の中に♪」



『死んで♪』




お医者さん、ここに意味不明の難病を持った少年がいます。




「あっ。神楽先輩がサッカーしてるよ〜。」



夏帆の一言で私は窓にへばり付いた。



やっぱり爽やか〜。




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