うしろの猫
その時にね、わたし気づいたの。
いじめっこのうしろにいる100匹の黒い猫たちがね、みんな、わたしを見ているのを。
黒い猫たちは、わんわん泣いている、わたしを見ているの・・・
みんな同じ顔で・・・同じ目で・・・
わたし泣きながらも、黒い猫たちの視線がすごく気になったのね?
だって、100匹の黒い猫たちが1匹残らず、わたしを見ていたから。
そしたら・・・!
突然、胸に物凄い痛みが起きたかと思ったら、わたしの体が、後ろに飛んだの!
どうして体が後ろに飛んだか、すぐに理由は解ったわ。
わたし、蹴られたの!
いじめっこに、おもいっきり蹴られたのよ!
・・・信じられる?・・信じられないよね・・・?
自分の足元で、わんわん泣いている女の子を蹴り上げるなんて!
ひどいよね、ひどすぎるよね!
わたし、蹴られて後ろ向きのまま倒れたの・・・!
胸が痛くて、息もできなかったわ!
ゲホッ!ゴホッ!て、今まで出したことの無い声が出たのよ!
それでもね・・・それでも、いじめっこは許してくれなかったの。
胸を押さえて苦しんで倒れている、わたしを何度も何度も蹴ったのよ。
女の子なのに・・・藪の中に隠れていただけなのに・・・
なんにもしてないのに、何度も何度もいじめっこは、蹴るのよ。
だから・・・わたし、心の中で叫んだの・・・!
胸が苦しくて、声は出なかったから・・・心の中で何度も何度もね・・・
・・・助けて!・・・とね・・・
でもね・・・でも・・・誰も助けてくれないの・・・
やっぱり、蹴られ続けたわ。
当たり前なんだけどね・・・
この道には・・・わたしと、いじめっこしかいないし・・・
たとえ誰かいても・・・
多分みんな・・・見て見ぬふりをしちゃうだろうし・・・
結局、わたしは誰にも助けてもらえない・・・
いじめっこのうしろにいる100匹の黒い猫たちがね、みんな、わたしを見ているのを。
黒い猫たちは、わんわん泣いている、わたしを見ているの・・・
みんな同じ顔で・・・同じ目で・・・
わたし泣きながらも、黒い猫たちの視線がすごく気になったのね?
だって、100匹の黒い猫たちが1匹残らず、わたしを見ていたから。
そしたら・・・!
突然、胸に物凄い痛みが起きたかと思ったら、わたしの体が、後ろに飛んだの!
どうして体が後ろに飛んだか、すぐに理由は解ったわ。
わたし、蹴られたの!
いじめっこに、おもいっきり蹴られたのよ!
・・・信じられる?・・信じられないよね・・・?
自分の足元で、わんわん泣いている女の子を蹴り上げるなんて!
ひどいよね、ひどすぎるよね!
わたし、蹴られて後ろ向きのまま倒れたの・・・!
胸が痛くて、息もできなかったわ!
ゲホッ!ゴホッ!て、今まで出したことの無い声が出たのよ!
それでもね・・・それでも、いじめっこは許してくれなかったの。
胸を押さえて苦しんで倒れている、わたしを何度も何度も蹴ったのよ。
女の子なのに・・・藪の中に隠れていただけなのに・・・
なんにもしてないのに、何度も何度もいじめっこは、蹴るのよ。
だから・・・わたし、心の中で叫んだの・・・!
胸が苦しくて、声は出なかったから・・・心の中で何度も何度もね・・・
・・・助けて!・・・とね・・・
でもね・・・でも・・・誰も助けてくれないの・・・
やっぱり、蹴られ続けたわ。
当たり前なんだけどね・・・
この道には・・・わたしと、いじめっこしかいないし・・・
たとえ誰かいても・・・
多分みんな・・・見て見ぬふりをしちゃうだろうし・・・
結局、わたしは誰にも助けてもらえない・・・