Princessの掟




―――――――




「ここで前半が終了です。後半は15分後です。しばらくお待ちください。」




ナレーションの人の声を聞きながら私は舞台の隅で飲み物を飲んでいた。 



「ゆーりーあ!すっごく良かったよ。2人とも本当の王子と姫みたいだった。」



「うふふ、ありがとう!」



美吏那の言葉を聞きながら私の目は優斗に向いていた。 



あっ! 



茉莉花さんと話してる…。 



ダメね、私。諦めるって言ったはずなのに。 






< 224 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop