Princessの掟

劇2






今考えたことに笑えてきた。 



しっかりしなきゃ。 



自分に喝を入れると私は台本に目を向けた。 



一通り読み終わった時、




「二階堂様、スタンバイお願いします。」




「はい。」




私は舞台の自分の位置ついた。 



横には当たり前のように優斗がいる。 



それだけで緊張が和らいだ。 




「長らくお待ちしました。これより、シンデレラ、後半を始めさせていただきます。」




ナレーターの声と共に幕が上がった。 





< 225 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop