Tales of Love
「美里!」

「テル君!?テル君なの?」

目の前に立っていたのはまぎれもないテルだった。

「あぁ、よくここまで来たな」

「今までどうしてたの?」

「悪い。ちょっと用事があって帰ることができなかったんだ」

「これからはずっと一緒?」
「あぁ、いままですまなかったな」

「テル君!もう一人にしないでね」

美里はテルに抱きつく。テルもまた美里を強く抱きしめた…
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