Last Game〜過ぎ去りし日々〜
興毅やキャプテンの高口以外、全体的にダレてるイメージがでかい。



移動はトロトロと歩いたり、私語があまりにも多い。キャプテンも先生も呆れてるんか、注意もちゃんとしてなかった。



「ちょっとあんたらダラダラしすぎちゃいます?」



さすがにこれには俺も言ってしまった。


すると



「はぁ?」



「一年が偉そうなこと言うなや」



等、罵声が飛んできた。



偉そうなんはどっちやねん。



ちょっとイラッとしたけど、我慢した。


次は弘貴が


「俺らは甲子園行ってみたいんすよ。」

と言った。




「はははっ。うちの高校で甲子園?」


「行けるわけないやんけ」


また罵声。



俺ら二人の我慢の限界が見えて来た瞬間、




「まぁ正直俺もちょっとこのままじゃあかんと思ってたんですよね。」




「まぁそれはそうやけど…」



興毅が言うと少し場がおさまった。




皆興毅の実力をわかっているので納得したが、新入部員の二人に言われるんは納得できひんみたいやった。
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