危険な日々
第一関門


ママとパパの馬鹿話


第二関門


悪魔男


と難問が待ち受けていたせいで忘れてたわ!


私は遅刻するか否かの瀬戸際だったんだぁ!!


「…待ってよ」


走る準備万端だった私は悪魔男に止められる。


…今だったら陸上の選手より早く走れそうだったのにぃ…!!


早く走らなきゃいけない状況を争うレースだったらね。


「…。あんたって本当に周りが見えてないって言うか…。これ見えないの??」


あぁ、


神様


仏様っ


悪魔男様々~。


「さささっ、Let's go!!」


私は悪魔男が乗っていた自転車の後ろに跨がる。


「…パンツ見えたよ??子猫ちャん。」


…こやつ


いっつも余計な事を…


「は~い。次の青い看板で右です」


「子猫ちャんの今日のパンツは白かぁ~。」
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