危険な日々
頬に軽い痛みが走る。


「なっ夏??!」


目の前の夏に私は目をパチクリとしばたいた。


「あー。よかった。やっと帰ってきた」


はぃ??


「夏??あれ??みんなわ??」


教室には…


私と夏しかいない。


「…もう、放課後だよ…。私、職員室行って帰って来たのにまだ自分の世界入ってるんだもん…実力行使しちゃったよ」


夏はさらに呆れ顔でそう言うと私の頬から手を離した。


てゆーかお昼食べた記憶ないし…


…!!!


これが激エロ悪魔の事ばっか考えちゃう


激エロ悪魔病!!?


「こらっ!!帰ってこいっ!!!」


「いたっ」


またもトリップしかけた私は


夏のチョップで帰ってきマシタ…


…あれ??


てか…
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