危険な日々

自転車とダイエット

「…俺を待たせるなんてどういうつもり??」


「すいません…」


駐輪場に着いたら


予想通り待っていたのは


ご立腹な悪魔。


「普通、生徒のあんたの方が早いんじゃないの??」


そう言いつつ私ににじりよるエロ悪魔。


ひぃーっ!!!


待って!


待ってってばぁ!!!


朝と同じおじさん見てるって!!!


「さっさぁ!!!日が暮れちゃう!あの夕日に向かって急ごっ」





…焦って言いました。


自分でも何言ってるかわからないレベルです。


…ごめんなさい。


「何キャラ??」


はい、そこ冷静に突っ込まない…


もはや私は突っ走るしかないっ


「ちょっ…」


自転車を悪魔から奪うと、そのまま引いて駐輪場を出ようとする。


けど、


「きゃっ…」
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