only one
車に揺られて着いた頃には空が白々と明るくなっていた。
ぐっすりと眠ることが出来た車内。
滑るように走る車は心地よく私を眠りの世界に誘ってくれた。
「遥夢様。」
ドアを開けてくれたのは助手席に座っていたスーツ姿の男だった。
彼の名は仲村さん。
偶然にも私が親しみを込めて呼ぶことが出来る名前だった。
そして彼が私が私の道を歩くために力を注いでくれたもうひとつの太陽だったんだ。
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