先生
放課後ともなると
人も少ししか
残っておらず
私はただ座り込んだまま
顔を伏せていた。




コツコツコツ……


足音が近づいてきても
顔をあげるきは
なかった。


だけど…
次第に足音が
大きくなってきて
ふと、
私の前で止まった……





「おい……」



不機嫌そうなその声に
顔をあげると……




「矢田…先生……」



私の見上げる先には
あなたの姿があって……

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