彼氏は他界の王様?!

もう一度



「ん、、、、」


スーと寝息を立てながら

眠る海斗。


その隣で寝顔をみて

泣く私。



会いに、、、来てくれた?


そっと、海斗の髪に触れる。

次は理科だったから誰も教室に居ない。



「海斗、、、会いたかった、、、」


泣きじゃくって、海斗の手を握る。


「和葉??」


海斗の目が覚めた。


「和葉!大丈夫か?!

何されたんだ!!言ってみろ!」


私の腕を掴んで、机に押し倒す。

「俺から離れるなっていっただろう!

何勝手に帰ってんだよ!!」


「海斗、、、」



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