三つ葉のclover
「ちょぉ…りんちゃ…あっ…やだぁ…やめ…ぁあっ…ん…いゃぁ…ぁあんっん…」

私のコト…飽きちゃったの…?
それなら、抱きしめないでよ…
それなら、こんなkiss…しないでよ…

「…ハァ……話…聞けよ…」

「…別れ話を…?」

琳ちゃんまで私の前から居なくなっちゃうの…?

「違う!!」

「違うく無いよ…だって…私に飽きちゃったから…篠崎さん…と…kissなんかしてたんでしょ…?!私なんか…要らないんでしょ…?」

信じてたのに…

「違うんだ!!あのkissは本心でしたわけじゃない!!!不意打ちだ!」

抱き合ってたくせに…

「嘘つき…私、2人が抱き合ってたトコ…ちゃんと見たんだよ…!?…2人の関係が見抜けないほど…私…子供じゃない…琳ちゃんが思ってるほど子供じゃないんだよ…!!馬鹿!!…もう、顔も見たくない…!!」

「妃…」

走る…琳ちゃんに追いつかれないように…全速力で…病院を出て…雨に打たれて…

信じてたんだよ…?
大好きだったよ…?
なんで私の大切な人は篠崎さんに取られるの…?

なんで…?!

ドンッ!!

病院を出たすぐの横断歩道…周りを見ずに走っていたせいで…誰かにぶつかってしまった…

「っ…すいません!大丈夫ですか…?」

雨音が混じって良く聞き取れないけど…この声…

「いえ…こちらこそ……玲…ちゃん…?」

「えっ…妃…奈…?」

やっぱり…

「っ…なんでお前がぶつかってくるんだよ!サッサとどけよ…!!」

玲ちゃんだ…

「…………」

「どけってば!!………もしかして…泣いて…る…のか…?」

うん、泣いてるの…

「ひっく…っく…玲…ちゃ…」

泣いてるんだよ…

「妃…奈……っ……」

ポンッ…

「えっ……?」

クシャクシャ…

「…どうしたんだよ…?」

もしかして…いたわってくれてるの…?

「ひっ…くっ…琳ちゃぁ…んが…ひっく…」

私を…?

「話したくなければ…泣いて良い…泣いて良いから…」

優しくしてくれてるの…?

「…っ…琳ちゃんが…」

私に…?

「うん…」


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