−Secret☆GIRL−


「なんで起こしてくれなかったんだよ!!」

クソ男を睨む。


「さっき起こしたじゃねーか!ってか何で俺なんだよ!」


「マイリー生徒会室に行かなくていいのー?」

コウタロウが時計を見ながら言った。

「あ!そうだった。じゃあ行ってくる」

「行ってらっしゃ〜い」


「おいッ二人してシカトしてんじゃねぇよ」


と、最後に喋ったのはクソ男。


当然スルーして
あたしは生徒会室に向かった。


校内を歩いているだけでも、ダサくて学年トップのあたしは注目の的。


注目されることにももうなれてきて、あまり気にすることもなくなった。


……なにより、変装することに慣れてしまっている自分が怖いわ。


「……生徒会室遠ッ」


授業の合間の休み時間は15分。


あきらかに行きだけで10分ぐらい使うと思う。


「花本さん、少しよろしいかしら?」


あたしが足早に生徒会室に向かっていたら、後ろから声がしたと共に複数の足音が近寄ってきた。




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