続 それだけ~先生が好き~
その後もたくさんお店を回った。
いろんなものを見て、いちいち先生に「これかわいい!」と報告したり。
そんな私とちゃんと先生は向き合ってくれる。
「・・・さすがに、俺も疲れた・・・。お前、その体力、体育の時間に出せよ!」
私が行きたいと思ったすべてのお店に足を踏み入れたので、先生はヘトヘト。
私はまだ余裕なのになぁ。
ベンチに座って、大きな窓から外を見渡す。
近くの線路に、電車が走っているのが見える。
もうだいぶ暗くなったんだ・・・
電車の中の明かりが、暗闇に浮かんでる。
早いな。
まだ、ほんとは30分しか経ってないんじゃないの?って思う。
「そろそろ暗いな・・・もう、帰るか?」
窓の外をじっと見つめて、ちらっとこっちに目を向ける、先生。
疲れてるよね。
ごめんね。
でも今日いっぱい楽しいって思えたんだよ。
もう、十分だね

