続 それだけ~先生が好き~



「先生は、何か不安とかないの?」


目を丸くして、きょとんとした顔で私を見る。


そんな、驚くこと?



私だって先生が心配だよ。



ストレスと闘うような職業だもん。


だから少しでも先生の力になれたらって・・・思った。




ふっと笑って、頬杖をついた先生。





「そうだなぁ~・・・お前がスカート短くして、男と仲良くしないかってことくらいだな」




先生の冗談なのか本気なのかわからない発言に、イスの下の先生の足を蹴飛ばした。



「なにそれ!ばか~!!!」



「ほんとだよ、ほんと!でも、心配してくれてありがとな。なんかあったらすぐ連絡するよ」





やっと氷の溶けたうすいココアを飲み干した。





そろそろ出ようかって、立ち上がった先生は・・・


私の手を



当たり前のように握ってくれた。





足が弾むように


先生の隣を歩いた。




隣を見上げれば


愛しい横顔



先生の横顔








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