さようなら。
「なんで優花がいんの?

匠から電話もらったんだけど

……どうした?」

「あの……あのね

……さっきまで匠がいたの

匠と会ってて…そしたら

急に匠が哲を呼び出して……

勝手に帰っちゃって……」

一応説明はしたけど

話はなかなか続かない。

沈黙が多くて気まずい。

「なんで隠してたの?

肘の怪我のこと」

ダメだ……

そっけなくしか言えないよ。

哲を責めたいわけじゃない。

気持ちとは裏腹に言葉は態度は

そっけなくなっちゃう。
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