2つの世界
「ふーん…。そんな風に言ったのか…。」
「だから…これしか方法がなかったんです。」
「にしても、桜と麻莉じゃそんなに顔が違うのか?」
「これ…。1年の時のクラス写真。今日もらってきたんすよ。」
「おわっ…。全然ちげーな。」

そのとき、麻莉にメイクしたいな…と思った。

波留さんにはメイクしてない。

まず、俺がメイクできるなんて知らないだろう。

「まぁ…俺が悠斗でもそうしたかな。でも、波留さんもバカじゃない…。」
「そうですね。むしろ頭良いですよ。」
「…。まぁ、だから!!波留さんもそろそろ俺のしてることに気づくはずだ。」

あ…。そういうこと。

「直接、桜に何かするかも知れねぇ。波留さんを見張った方が良いぞ。」
「はい。ありがとうございます。」
「じゃぁな。」

って、事があった。

どうすればいい?

考えてるつもりはなかったんだけど…。

考えてて寝不足。

俺はアホだな。

つーか…。麻莉と元に戻れる可能性があるのか?

弘輝さんは、協力してくれるって言った。

だから…もしかしたら…。

でも、麻莉は他の人を好きになったのかもな…。
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