絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



「うわぁ…」




扉の向こうには、白を基調とした空間が広がっていた。


お手伝いさんと思われる人が数人、玄関に飾ってある花瓶の掃除をしている。


彼女らは、玄関に突っ立っている岬サマを見つけると、目を見開いた。




「岬様、お帰りになられたのですか?」



「…親父に話がある。どこにいる?」



「旦那様なら自室におられます」



「分かった。行くぞ、琴弥」




あたしは岬サマに腕を捕まれ、螺旋階段をのぼらされて行く。


見知らぬあたしの登場に、お手伝いさん達は目がテンになっていた。




「岬様の彼女かしら」



「やるようになったのね、岬様も…」



「まあ高校生だしね」




…皆さん。

その会話丸聞こえですよ。




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