絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-
「百瀬さん?」
「は…はいっ!」
急に名前を呼ばれたあたしは、声のした方へと振り返る。
そこには…鋭い目付きをした岬サマファン達が、あたしを睨み付けている光景が広がっていた。
体験した事のない恐怖があたしを襲う。
「アンタ…昨日、岬サマの車に乗ってたよね?
どういう事か説明して!」
…あ。
あたしは今更になって、昨日起こった出来事を思い出した。
そうだった…!
笹山さんがあたしを連れ去ったんだった!
忘れてたあたしって…バカ。
「説明してよ!」
「岬サマに何かしてたら許さないから!」
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