絶対キケン恋愛-☆年下王子とLOVE×PANIC!☆-



それから一時間後。


「すぐに戻って参りますので」と言った笹山さんは、なかなか戻って来なかった。




「…何かあったのかな?」




そう呟きながらも、あまりのやる事無さに落胆したあたしはテレビを見ていた。



洗濯などの家事は、朝早くに起きて済ませた。


笹山さんの事だから、絶対に「私がやりますから、琴弥様は休まれてください」とでも言いそうだったから。



あたしはそこまで迷惑をかけるつもりはない。


きちんと自立した生活を送る事。

これが、昨日あたしが独断で決めた、ここで生活していく上でのルールだ。




あたしが無言でテレビを見つめていると、玄関から音がした。


笹山さんが帰ってきたみたい。




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