大好きなキミは芸能人!?
「ッ………?」

俺がしばらく
美優の寝顔に
見とれていると
美優が
寝返りをうちながら
目を覚ました。

「美優ッ!!!?美優!!!?」

美優はキョトンとした
表情で体を起こす。

「ったくお前は道端で
突然倒れるんだもんな」

俺は
平然とした態度で言った

わざわざ倒れてたのを
お姫様抱っこして
ここまで運んだなんて
ぜってぇ-に言わねぇ-

「な、な、なんであんたがここにいんのよ!!」

美優が恥ずかしそうに
頬を染めながら照れる。

「は?俺が道に倒れてたお前をわざわざお前んちまで運んだんだよ!!」


照れ隠しに
下を向いたまま
動かない俺。

ヤッベェ-よ
マジにお前
その顔反則だよ

「ま、まさかあたしに
ヘンな事してないでしょうね!?あたしこう見えてもまだまだ純粋な乙女
なんだからね!!!!!!」

「してねぇ-よ、つかしたくもねぇ-よ!!てか何?どうして道にぶっ倒れてた訳??」


「あのねっ…………」
< 45 / 196 >

この作品をシェア

pagetop