ケンカ上等☆不良校上々↑↑
あれ?
…………この黒髪ピアス、って。
優しい笑顔を向けてくる。
「つば、さ…?」
「何か言った?」
「い.いや………」
どどどど.どーしよっ。
隣で椅子を差し出す人。
その人は確かに昨日あたしを助けてくれた。
お礼、言ったほうがいいかな?
「椅子使わねーの?」
不思議そうに言いながら、机に座って上目づかいであたしを見る。
………かっこいい。
「ん?」
「………べ.別にっ、届くから大丈夫だもん」
「あっそ」
前に出してくれてた椅子に、翼って人が座る。
ジーッとこっち見てるし。
あたし、睨まれてる?
今、明らかにこの人拗ねてるってば。
あーもう。
あたしのバカぁ!
絶対届かないのに。
ここで意地張ってどーすんの。
でも、さっき一瞬、不覚にも、かっこいいなんて思っちゃって。
つい、照れ隠し。