ケンカ上等☆不良校上々↑↑
「みくる、熱あんじゃね?」
そんな心配されたら、キュンてなっちゃうんです、わたし。
「竜哉ー」
どこからか聞こえてきた声。
「おっ、わりぃ、ダチ来たから俺行くわ。
木崎さん?かな?
アドさんきゅ。
次、会った時に勝負しよーぜ翼。
んじゃ、また♪」
「てめぇと勝負したとこで勝つのは、この俺だっつーの。
気安く名前で呼ぶんじゃねぇ、クソ笹木」
ぼーっとした意識の中、笑顔で手を振った笹木くんを……
違った、笹倉だった。
翼、口悪いうえに名前間違えてるよ。
とりあえず、その笹倉くん……
じゃなくて、笹倉センパイ?を目で追いかけてると、
お友達の1人と視線が絡んだ、
気がした。
真っ赤な髪。
冷たい目。
なんか、無縁な感じの人だな。
それが、
率直なあたしの感想。