ケンカ上等☆不良校上々↑↑
ピタッと足を止めて聞いてみた。
「はあ?」
予想通りの表情。
なに言ってんだよ、って目が語ってる。
「だって、態度とか女慣れしてる感じする」
「女慣れ?
そりゃすんだろ。
あんだけ…」
言いかけて、黙り込んだ翼に今度はあたしの言葉が飛んだ。
「あんだけ遊んでたら、でしょ?」
「わかってんなら聞くなよ。
あーもう、めんどくせぇ」
イライラした様子で、左手で自分の髪をグシャグシャにしながら前を進む。
コイツは、あたしの好きな人なんだよね。
「おいっ、つっ立ってねぇで早く来いよ」
翼の後ろ姿に見入ってたあたしの足は、ストップ中。
やばっ。
表情が不機嫌モード突入手前だ。
「あ、行く行くー」
それから、慌てて駆け寄ったあたしを見て、なぜか笑ってる翼。
「え、なに?」