ケンカ上等☆不良校上々↑↑
「あーもうっ。
翼ごめんね、あたしがケータイ見なかったのが悪い」
とにかく早くこの場を静めたくて、翼を見て謝った。
「許してくれる?
許してくれるよね?」
「なに必死になってんだ?」
「そおっスよ。
そんなに必死に謝ることないっス」
「てめぇが言うな」
だ.ダメだ。
この2人を一緒にしておいたら、またケンカしそう。
「と.とにかく!
許してくれるよね?
さ、芽咲たちのところ行こ」
「は?
誰も許すなんて言ってねぇけど」
「ここは許したってことにしとくの」
「自己中だな、おまえ」
翼に自己中とか言われたくないんですけど。
口から出かけた本音を、そのまま呑み込む。
あたしまで反抗したら、余計に事態悪化しちゃうじゃん。
せめて、この2人を引き離すことができれば……。
「あ、」
ちょうどその時だった。
辺りを見回した時。
金髪の男の子と、巻き髪の可愛い女の子が、笑いながら手を繋いでこっちに来る。