ケンカ上等☆不良校上々↑↑



「あーもうっ。
翼ごめんね、あたしがケータイ見なかったのが悪い」


とにかく早くこの場を静めたくて、翼を見て謝った。




「許してくれる?
許してくれるよね?」

「なに必死になってんだ?」

「そおっスよ。
そんなに必死に謝ることないっス」

「てめぇが言うな」




だ.ダメだ。


この2人を一緒にしておいたら、またケンカしそう。





「と.とにかく!
許してくれるよね?
さ、芽咲たちのところ行こ」

「は?
誰も許すなんて言ってねぇけど」

「ここは許したってことにしとくの」

「自己中だな、おまえ」






翼に自己中とか言われたくないんですけど。





口から出かけた本音を、そのまま呑み込む。


あたしまで反抗したら、余計に事態悪化しちゃうじゃん。





せめて、この2人を引き離すことができれば……。


「あ、」



ちょうどその時だった。

辺りを見回した時。


金髪の男の子と、巻き髪の可愛い女の子が、笑いながら手を繋いでこっちに来る。






< 259 / 541 >

この作品をシェア

pagetop