ケンカ上等☆不良校上々↑↑



そんな怖さに太陽が勝てるはずもなく。

ま、妙にヘタレだから仕方ないよね?



「ぜーーーったい、みくるちゃん連れて先帰んなよ。
そんなことされたらオレ泣くよ〜」


教室を出る寸前で、翼に向かって下手な泣き真似。



「ていうか、オレ今も泣いてるよ〜」

「はいよ。
昇降口で待ってっから、早く来いよ」

「絶対待っててよ〜」



どれだけ1人が嫌なんだろう。



「置いてかれたら、寂しくて死んじゃうから〜」

「おまえはウサギかよ」



確かに。

決して間違えてはいないツッコミを最後に、あたしたちは教室をあとにした。






………訂正します。



あたし、教室からまだ出てません。

だって、


「それ、どうした」

「え?なに?ちょっ───」



伸びてきた翼の手が、あたしの首からかかるチェーンに触れて。



「おまえのじゃねぇだろ」






< 390 / 541 >

この作品をシェア

pagetop