ケンカ上等☆不良校上々↑↑
そんな怖さに太陽が勝てるはずもなく。
ま、妙にヘタレだから仕方ないよね?
「ぜーーーったい、みくるちゃん連れて先帰んなよ。
そんなことされたらオレ泣くよ〜」
教室を出る寸前で、翼に向かって下手な泣き真似。
「ていうか、オレ今も泣いてるよ〜」
「はいよ。
昇降口で待ってっから、早く来いよ」
「絶対待っててよ〜」
どれだけ1人が嫌なんだろう。
「置いてかれたら、寂しくて死んじゃうから〜」
「おまえはウサギかよ」
確かに。
決して間違えてはいないツッコミを最後に、あたしたちは教室をあとにした。
………訂正します。
あたし、教室からまだ出てません。
だって、
「それ、どうした」
「え?なに?ちょっ───」
伸びてきた翼の手が、あたしの首からかかるチェーンに触れて。
「おまえのじゃねぇだろ」