Memories - 年の差恋愛 -
…大丈夫、もう飛田さんとは何ともないんだし。

自分にそう言い聞かせて飛田さんの話を車の中で聞いた。

「来週の土曜日なんだけど」

「いいですね、同窓会!楽しんできてくださいね!」

気にならないと言ったらウソになるけど。

でも、お友達との大切ない時間は、楽しんできてほしいから。

不安に思っていることは表に出さずに、彼を信じるんだと自分に何度も言い聞かせた。

少しだけ遠回りしてドライブし、近くのスーパーで夕飯と明日の朝食の材料をいくつか購入。

一緒に飲もうとチューハイも買ってみた。

もともとお酒は強くないので、少しだけ。

飛田さんの家に帰ってからは、帰り際によってきたレンタルショップでピックアップした最新の映画を一緒に見ていたらあっという間に夜になってしまった。

慌てて二人でキッチンに立ち、簡単に料理を作って。

お互いにあれこれ言いながらの料理は、とっても楽しくて。

明らかに私よりも飛田さんの方が料理が上手な気がするけど、それはそれで楽しかった。

「いただきます」

二人並んで座って、飛田さんはビールで私はチューハイを飲みながら料理をつまんだ。
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