ハルのためなら【短編】
久しぶりに聞く低音の優しい声に振り向くと
キンキラキンだった髪が落ち着いた茶髪に変わったハルちゃんがいた
「遥斗、帰ってきてたの?」
「ああ、チャイムがなって玄関にいったけど人影がなくて、でもちっこい靴があったから、たぶんセツがここへ連れ去られたんだろうと…、推理的中だな」
「連れ去ったって、人を誘拐犯みたいにいわないでくれる」
「ちっこいって、どうせあんまり成長してませんよ…」
はるかさんの大声で私の小声の愚痴は聞こえなかっただろう
中2で成長が止まった私は身長152センチ、足のサイズ22.5と今時の女子高生にしては小さいほう
あと5センチ身長が高かったらハルちゃんと並んでも妹なんていわれないのかな
キンキラキンだった髪が落ち着いた茶髪に変わったハルちゃんがいた
「遥斗、帰ってきてたの?」
「ああ、チャイムがなって玄関にいったけど人影がなくて、でもちっこい靴があったから、たぶんセツがここへ連れ去られたんだろうと…、推理的中だな」
「連れ去ったって、人を誘拐犯みたいにいわないでくれる」
「ちっこいって、どうせあんまり成長してませんよ…」
はるかさんの大声で私の小声の愚痴は聞こえなかっただろう
中2で成長が止まった私は身長152センチ、足のサイズ22.5と今時の女子高生にしては小さいほう
あと5センチ身長が高かったらハルちゃんと並んでも妹なんていわれないのかな