ハルのためなら【短編】
片腕のない厳つい顔をしたおじさんだった

「せっちゃんどうしてここに?」

「おじさん、ハルちゃんが…」

泣きそうな声でそういう私にビックリしておじさんはオロオロしていた

このおじさんは夏木さんといって犬が縁で知り合った人だ


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