ハルのためなら【短編】
「よう」

人通りの少ない道で相手を待ち伏せして声をかけた

「げ!」

相手はまさか俺が待ち伏せしてるとは思ってなかったらしい

ビックリしてそのまま踵をかえして駆け出していった

なんなんだよ全く

そう思って振り返った瞬間、突然右頬を殴られて俺は地面に倒れこんだ


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