Believe
両親と別れを済ますと最後までいてくれた美咲の側に行った。

「じゃー・・元気でね。」

こんな時になんて言えばいいのかだなんて知らない・・。

けど私達には言葉何て必要なかった。

「きばって行っておいで!!待ってるよ。」

これ以上、美咲の顔が見ていられなかった。

本当は抱きしめたいくらいだったの。

・・けどしない。だってこれはお別れじゃないから。

これは・・私達の新しい人生の始まりだから。
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