蒼い月~さよならのサイン~



「二人には他に身内はいないんです。」



「あ、そうなんですか…。分かりました。じゃあ、三浦彩名さんの病室へ案内致しますね。」



家族の事を聞くのは当たり前の事だったが、予想外の俊の返事に焦った看護師はすぐに彩名の病室へと案内した







病室へ向かうと彩名が病室で静かに眠っていた

病室は相部屋が満室で個室となった




彩名が目を覚ます気配は全くない



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