蒼い月~さよならのサイン~



「では、何かありましたらこれで教えて下さい。」


看護師は彩名の枕元にあるブザーを指差した



「はい。分かりました。」



看護師はまた元の場所へと戻って行った


彩名は静かに寝息をたてて眠っていた



俊は彩名の髪をそっと撫でる




つい先程の電車内の彩名の異変に違和感を覚えていた



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