蒼い月~さよならのサイン~
翠はゆっくりと目を開き、起き上がった
『凛…。ごめんね。私以上に未来が見える者はいないのよ。』
淋しそうに翠が呟く
翠はお茶を飲む瞬間に神力を使い、凛の湯のみと中身を入れ替えていたのだ
この睡眠薬の入ったお茶を出される事など翠には判りきっていた事だった
翠は凛の首から水晶の勾玉の首飾りを外し、自らの首に掛けた
逆に自分の翡翠の勾玉の首飾りを凛の首へと通す
『凛…。私こそ、貴方と一緒に生まれてこれて…本当によかった…。』