見えない恋。
私は思った。




これも寂しいからかな。

まるではるのことが好きになったみたいだ。






はる>自分を追い詰めたらだめだよ?人間は弱い。皆一人じゃ生きていけないんだ。俺だってそうだよ

さち>そうなのかな…はるも、弱いの?

はる>弱いよ。

さち>私には強く見えるんだけどな…

はる>いや、すっごく弱いよ…大人のくせして。

さち>はるって何歳なの?

はる>26歳だよ



思わず、えっ、と声を出してしまった。

思っていた以上に年上だったから。



さち>26歳!?私15歳だよ!

はる>え!?もっと大きいと思ってた!

さち>すいませんね子供でー

はる>そんなことないよw すいませんねおじさんでー

さち>そんなことないよww




その時、お母さんが帰ってきた。



さち>ごめん…そろそろおちなきゃ…

はる>え?そっか…わかった

さち>じゃあ…

はる>うん…

さち>じゃあ…

はる>うん…

さち>うん…


どうしよう。

これで終わりなんて嫌だ。
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