世界の終りに恋の歌を
別れ
王様が亡くなってから少しの間、王子は人魚の姫と逢えずにいました。

ひょっとするともう来ないかもしれないと思いながら、海岸に向かいました。

黒い雲が空を覆い、強い風が吹き、海もどんよりとして、嵐でも来そうな夜でした。

砂浜に座って待っていると、ほどなくして人魚の姫がやってきました。

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