俺様執事のち、二重人格。
本気で
お嬢様っぽい人もいれば、
眼鏡におさげの子だったり、
スポーツやってそうな子
だったり…。
…こんだけいれば
友達くらい出来るよね?
考えてる間に、
すっかり鳴った
聞き慣れないチャイムのせいで、まだまだ混乱したままの
頭を抱えながら、
席に着いた。
担任は、
まさにザマスって
感じのおばちゃん先生。
そして、まさかの
自己紹介タイム…。
「水上爽汰です。
親は水上ホテルグループで、
仕えているのは
天音月…様です。
どうぞよろしく。」
まっ、眩しいスマイル…
王子様オーラ
出まくりだよ…。
女子の目が
もうみんな虚ろに
なっちゃってるじゃん…