俺様執事のち、二重人格。






「…どうしたの?」






「…月、
今日は俺から離れるな」








真顔で言う爽汰に
私は笑ってしまって。







「なんでよ~?」







「ふざけてんじゃ
ねーんだよ、真面目にだ!!
…今日、1人にすると、
お前が危ない。」







いきなり怒鳴った爽汰に
恐怖さえ
覚えてしまって、

さっきの
百合奈のことと
怒鳴った爽汰で

気づけば、
頭がいっぱいいっぱいに
なってて…








「…なんでお前、泣いて…」





あれっ、私何で…?



人前で
あんまり泣かないのに…







「…いやっ、離して!!
ほっといて!!」




「余計に
ほっとけねぇだろうが!!」




「…1人になりたいの…」








爽汰が一瞬、
掴む手を緩めたすきに、
私は走り出して、
女子トイレに入った。






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