俺様執事のち、二重人格。





でも、
後から入って来たのは
爽汰でも女子でもなくて

怖そうな、
ハデな髪の色をした
ヤンキー達で…








「あっ、すいません!!
…マークの色、
間違えたかも…」









でも、次の瞬間、
後ろから何人かの
お嬢様達も入ってきて、

一瞬で
状況が判断出来た自分に
若干驚き…









けど、さすがに
精神的に冷静でも、
本能的に怖さを感じてて、

身体はいつの間にか
震えていて





「…私、何かしました?」






ジリジリ迫ってくる
ヤンキー達から
逃げるように後退りしていて





「いやっ…やだっ…」







「ちょっと黙ってね?
天音サン。」






お腹に一発、
グーがはいって





「うっ…ゲホっ…」




ハンカチで
口を押さえられた瞬間
意識がなくなった。








意識がなくなるとき、
最後に浮かんだのは、
何故か、
バカな爽汰の顔…。






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