俺様執事のち、二重人格。
「おいおい、爽汰クン。
先輩に手をあげるって
どういうことか
わかってんの?」
「こっちは
人質がいんだぜ?
賢い爽汰クンなら…
わかるよね?」
そうだった…
極めつけに、
「ねぇ、爽汰クンさあ、
こんな女やめて、
アタシにしない?」
…誰が仕えるか。
…低脳な
ただのお嬢様なんか
興味ねぇよ。
俺のお嬢様のほうが
100倍マシだ。
「…あいにく俺は、
たて巻きの化粧臭い
性格悪い、ただのお嬢様には
興味ないですから。
それに見返りがないのに
こんな事するなんて、
本当、
低脳ですね、あんたら。」
「爽汰っ!!
何言ってんの?
助けなくていいから
引き返して!!
…怪我とか
して欲しくないし!!」
ホントにバカ、月。
…やっぱり
あんなお嬢様より
全然良い。
「ねぇ、月
お前は俺のなんだと
思ってんの?
はぁ…
少しは頼ってくんない?」
そんな言葉に、
余計にワナワナ震える
たて巻きのお嬢様。
「もういいわっ!!
やっちゃって、あなた達!!」