パセリな彼女がついた嘘


『ところで豊田さんって、彼女いるんですか?』



動きを止めて顔をあげると、視線の先に、
正にトイレから出て来る僕の彼女を発見した。

そして僕は、その姿をみつめながら、



「うん、いるよ」と答えた。






【終】
< 166 / 166 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:26

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

アイスバーグに託す曖昧
美夜子/著

総文字数/5,853

恋愛(その他)33ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
俺はお前が、他のやつのことを好きな、 『ただの友達』でいてくれたら。 ずっと傍にいて、支えてやれるから。 汚い欲望も、処理しきれない感情も、 全部、俺にぶつければいい。 だから、 絶対に、俺のことを好きだなんて、 言わないで欲しい。
ブエノスアイレスに咲く花
美夜子/著

総文字数/48,271

恋愛(その他)137ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
"この花を咲かせることができたら、  願いをひとつだけ叶えることができます" 僕は知っていた、 彼女の花が咲いていたこと。 キミは何を願ったんだろう。 あいつは、何を願うんだろう。 そして僕は何を願ったらいいんだろう。 2009.01.16完結
太平洋沖にて
美夜子/著

総文字数/1,394

恋愛(その他)10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
離島ターミナルから、フェリーに乗った。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop