極甘Story

-独り

「おはよー!」

私はいつも以上のテンションで、
ユッチに話しかけた。

そうでもしないと、
昨日のことで、涙が出てきちゃいそうで・・。

「お、おはよ・・?なんかテンション高くない?」

「そ、そーかなぁ?」

私は悪魔でも冷静に対応した。

「あ、そーだ!今日英語の小テストだったぁ・・」

ユッチは、英語が苦手。
私は超とくい分野なんだけど・・。

こんな気持ちで
テストなんて受けられるわけがなかった。

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