運命
そして、とうとう夏休みが明けてみんな日焼けをさらけ出して登校してきた。
『あいつもこいつも日焼けしてるー。よっぽど暇だったんだねぇ。』
『部活してた人も居るょー。』
『そうだよねー!みんな暇じゃなかったんだ!』いつも通り笑顔で喋っていると和樹が息をはあはあさせながら走ってきた『和樹!それに遥も‥どしたん?』
『ゆ、憂が‥‥』
『憂がどしてんて!!』
私らはわけがわからず和樹の話を聞いた。
『憂が学校に来た!』
『はぁー?』2人してつぶやいた。
『今更来たの?』そう言った。
『俺もわかんねーよ!ただ憂が言ってたのは、すまなかったって言っただけ。』
私らはすぐにでも憂の所に行きたかったのだがすぐに朝礼が始まったので行けなかった。
今日は半日で終わって助かった。
今日は部活があり私は部室に行こうとした。
すると憂からメールが来た。
『ん?憂‥?』
メール画面には校門裏のプールの所に来てほしいと言うことだった。
『何の用なんだ‥?』わけがわからず志帆に部活遅れるとの事を伝え足早に校門裏に向かった。

まさか憂があんな事を思ってるとも知らず‥。
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