茶の人生
『ところで、皐ちゃんも行かない?茶道体験!!』







「え!?あたしも行くんですか!?」







『そうよ~。どう行かない?』







「う~ん。でも純がいるからなぁ。」







『純ちゃんなら、楓くんに任せばいいじゃない!!茶道体験は日曜日なんだから、楓くん仕事休みでしょう?』







「まぁ…。そうですけど…。」







『あっ!!もうすぐワイドショーの時間!!〇〇〇が公然わいせつで捕まったみたいね!!それじゃぁね!!皐ちゃん!!純ちゃん!!』







おばちゃんは走り去ってしまった。







どうしようかな…。
茶道体験…。







今日の夜、楓に相談してみよう。







それにしても…







本当にあの神楽さんだとは…。







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