茶の人生
―その日の夜―







『皐~!!純~!!ただいま~~~!!』







晩御飯を作っていると、楓が帰ってきた!!







「おかえりなさい!!」







『う~ん、いい匂い!!
今夜のおかずはなに?』







「楓の好きな、オムライス~!!」







『やったぁ!!オムライスだって!純~!!』







「ねぇ、楓。」







『ん?どうした~?』







「31日って楓ひま?」







『うん。暇だねー。仕事ないし。何で?どこか連れてってほしいの?』







「ううん。そうじゃなくて…。」







『ん?なに?』







「その日にね…純と二人でお留守番しといてくれないかな?」







< 58 / 66 >

この作品をシェア

pagetop